私たちが学んだこと・できなかったこと・目をそらしていること
-東日本大震災から9年-東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災から、9年の歳月が流れました。被災地の役興は進んでいるものの、未だに故郷に帰れない方々や、仮設住宅での避難生活を強いられている方々のことを、私たちは忘れてはいけません。
毎年この日が来ると思い出す写真があります。瓦礫の中を口を固く結んで大きなペットボトルに入れた水を両手に持って運ぶ少年の写真です。当時10歳だった少年も今は19歳。今は理学療法士となるために専門学校に通っているそうです。
私たちは、震災を体験し、何を学び、何をしてきたか。学んでもできなかったことは何か。時を経て忘れたり鈍感になったりしていることはないか・・・。9年という歳月を経て、新型コロナウイルスによる感染症に日常を奪われている今、改めて自らに問い直してみたいですね。
深谷中学校でも半旗を掲げ、弔意を表しました。