iPadを活用した授業実践を振り返る　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー第８回　校内研修ー
12月13日、今年度８回目の校内研修を行いました。今回の研修では、今年度の学校研究課題「『渋沢Spirit in ふかや GIGA ｽｸｰﾙ』に基づく効果的なICTの活用と実践」のもとに、各教科で進めてきた授業実践を振り返り、全体で共有するとともに、３学期の授業実践について考えました。
　　
まず研究主任から、本研究のポイントとなる｢深谷市で育成したい７つの力」を育成するのに効果的なiPadの活用についてこれまでの具体的実践をもとに各教科で検討するという本日の研修内容について示されました。その後、各教科担当でのグループ協議を進めました。
　　
　　
　　
各教科担当のグループから協議結果について発表し、「育成したい７つの力」のどの力を育成するのにどんな実践が効果的であったかについて、成果と課題の共有を進めました。
今回の協議と発表･共有により、一斉学習･個別学習･協働学習など学習場面による使い分けや、育成したい力による使い分けなど、様々な実践を整理していくことができました。また、効果的な学習を工夫し｢必要かつ適切な場面で使用する」という意識ばかりでなく、iPadをはじめICTを活用できるということは今後必須の資質となるので｢より積極的に使用する」という意識も大切にしていく必要性についても確認することができました。
今学んでいることを効果的･効率的に学べるとともに、社会に出たときに必須となる資質として身に付けておかなければならないという視点から、深中ではこれからも積極的に生徒にiPadを使わせていきます。しかし中には、学習ツールとしては不適切な使用をしてしまう生徒も残念ながらおり、かえって学習の妨げとなってしまっていることもあります。それでも、今この時期にiPadを中心としたICTを活用するスキルを身に付けていくことは、避けては通れません。学校でも引き続き指導をしていきますが、この趣旨を是非ご家庭でも共有していただき、生徒たち自身が『自分のよりよい未来のためにiPadをどう使うべきか』を考え･判断し･行動できるよう見守り･ご指導くださるようお願いします。