緊急事態宣言下の部活動　
　　　　　　　　　　－週に２日以内で分散実施－
緊急事態宣言が発令されている中、部活動は週に２日以内（平日のみ）で１日90分以内の活動に制限しています。深中では、２日以内の活動となるので、本来の活動場所で練習できるように、水曜日以外の４日間を２グループに分ける分散実施をしています。ただし、パートの多い吹奏楽部と、人数の多い美術部は、部内を２グループに分けてそれぞれ２日ずつ活動しています。
今日の放課後の部活動の様子をご覧ください。
　　
美術部は、卒業制作として美術室前の大柱を飾る大きな絵に取り組んでいる３年生と、美術室で個人の作品に取り組んでいる２年生・１年生が楽しそうに活動していました。
　　
吹奏楽部も、楽器を演奏するばかりではないようです。おなかを使って大きく強い息を吐くために、おなかの上にちょっと重いものを乗せてそれを動かす呼吸法の練習をしていました。
　　
体育館できょう活動していたのは、女子バスケット部と女子バレー部でした。
女子バスケット部は、基礎的な動き方やハンドリングなどを、3人の顧問の先生が丁寧に教えていました。
　　
女子バレー部は、サーブ練習を念入りに行っていました。いろいろな打ち方を、１球１球ボールの回転やスピード、コースなどを確認しながら打っていました。
　　
　　
武道場では、男女剣道部が練習に励んでいました。１年生も防具をしっかりと手早く身に付けることができるようになってきました。気合の入った掛け声と、相手の防具をたたく市内の音が響き渡る武道場でした。
　　
校舎を出ると、コントラストも爽やかな青い空と白い雲を背景に、ラグビー部、野球部、そしてソフト部と女子テニス部が活動していました。
ラグビー部は東日本大会予選に出場する３年生も練習に交じっています。３年生がいるとやはりレベルが違います。でも、１年生もぐんと力を伸ばしてきました。
　　
野球部は、深中のベストナインが集まり、活気が出てきました。チームとして活動できることの楽しさ、喜びを味わっているようで、笑顔がとても印象に残っています。
　　
ソフト部は、これまでも繰り返し行ってきたピッチングマシーンを使ったシートバッティングに取り組んでいました。引退した３年生が当たり前にやっていたことが、実はとても難しいことだったということを、きっと実感しているでしょう。でも３年生も、今の１･２年生と同じところを通って、８月のあのレベルに到達したのです。❝ローマは一日にして成らず❞です。
　　
女子テニス部は、テニスコートの雑草を相手に熱戦を繰り広げていたようです。なかなか手ごわい相手ですが、みんなで力を合わせ着実に成果をあげていました。軽トラックいっぱいの雑草をテニスコートから取り除きました。
部活動では、猛威を振るっているコロナ禍のため、新人戦の県大会、そして地区予選会が中止となってしまいました。2年生が中心となって、1年生と力を合わせて臨もうとしていた目標が、急に目の前から消えてなくなってしまったのです。がっかりしたに違いありません。それでも、生徒たちは部活動に足を運ぶことをやめません。大会・試合は具体的で大きな目標でしたが、自分たちが目標としているのは大会や試合だけではないことに、きっと気づいているのでしょう。
互いに励まし合い、競い合い、そして力を合わせて活動する部活動。その楽しさややりがいを、コロナ禍の中でできないことや制限されることが少なくない今だからこそ、例年以上に意識して味わってほしいと願っています！