調べる→考える→まとめる→発表する　
　　　　　　　　　－２年生　総合的な学習の時間－
12月16日の午後の2時間を使って、２年生が「総合的な学習の時間」の学習成果を互いに発表し合う学習をしました。
「総合的な学習の時間」では、探究的な見方・考え方を働かせ、教科横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育てていくための学習を進めます。特に実社会や実生活の中から、自ら問いを見出し、自分で課題を立てて、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現する力の育成を目指し、２年生は「世界を見つめ『環境・医療』について考える」を全体のテーマとして、一人一人が自分のテーマを設定して、様々なやり方で調べ、そして考え、まとめてきました。この日は、それを決められた時間や方法、話の構成等で、友達にわかりやすく伝える発表の学習が行われました。
　　
　　
　　
自分が調べて考えたことを、聞いている人にいかにわかりやすく伝えるか･･･いろいろな工夫を凝らしていました。
　　
また聞いている方も、自分でもどうしたらわかりやすく話せるかを考えていた人たちです。自分の工夫と比べるというポイントをもって積極的に聴いているように感じました。
　　　
友達の発表を聞きながら、メモを取る技術も伸ばしていることがわかりました。話している友達が伝えたいことは何かを、示されたテーマや発表の構成、話し方の特徴などから聞き取り、話のポイントをメモしていっていました。そして時々振り返りながら、大切だと思うところに線を引いたり丸や四角で囲んだりして、後で振り返る時にわかりやすいメモにする工夫も見られました。
　　
各教科の授業を通して学び身に付けてきた様々な学力を活用したり結びつけたりして、いろいろな場面で使える汎用的な学力として発揮し磨く･･･「総合的な学習の時間」はそうしたことをしっかりとしてきたのだということがわかる発表会でした。