明日の入試に向けた直前指導
-これまでの頑張りを思い切り発揮して-
いよいよ明日は、県内私立高入試の中心日です。3年生は6時間目に、直前指導を行いました。例年は体育館か武道場に集まって行うのですが、今年は3密を避けるとともに、寒さで体調を崩さないようにという配慮から、各クラスの教室で行いました。
はじめに、校長先生から放送で次のような激励の言葉が3年生に贈られました。
3年生のみなさん、明日は県内私立高校入試の中心日です。受験する人が最も多い日です。3年生となり、みなさんが受験ということを意識して、一人一人が自分の進みたい進路を選び、その実現のために本当によく頑張ってきました。進路説明会の時にも話しましたが、皆さんは3年生になってから、ビックリするくらい急激に、最上級生らしさを身に付けてきました。
たった1週間しかなかった3学年揃った部活動の時の、優しく凛とした姿を、私は忘れることができません。部活動や生徒会・委員会活動のリーダーのバトンを2年生に託した後も、TTキャンペーンなどを通して、深中の最上級生としての姿を示し続けようとしてくれていることにも感心しています。
入試は、皆さん自身の希望や夢をかなえるためのハードルです。そのための助走も跳び越え方も、一人一人がしっかりと学んできたはずです。あとはその力を発揮するのみです。周りの人がどうかなんて、今となっては関係ありません。自分の力をしっかりと発揮する、そのことに集中しましょう!
そして、それを為し終えた後に考えてほしいことがあります。それは、これまでみなさんを支え励ましてくれた人たちのことです。友達、家族、先生方・・・。そうした人たちは、皆さんの合格をみなさんと同じように喜んでくれる人たちです。みなさんの頑張りは、自分のためだけでなく、皆さんの大切な人たちを喜ばせることにもつながります。
自分のため、そして皆さんを支えてくれている大切な人たちのためにも、最後の最後まで頑張り切ってきてください。みなさんは、自分のこと以上に、誰かのためになることで力を発揮できる人たちですから。
明日は、みなさんのことを、深谷中学校から全力で応援しています。
担任の先生からは、具体的な注意事項や確認事項が話されました。そして、お互い頑張ってこようと励まし合う様子も見られました。『受験は団体戦』とよく言われますが、今日の各教室での3年生の様子を見ていて、本当にそうだなと感じました。
いよいよ明日は、私立入試中心日になります。ここ数日は、緊張と不安からでしょうか、多少落ち着かない様子も見られました。それだけ入試に対して真剣に向き合っていることがわかりました。でも、今日の直前指導を通して、吹っ切れたように感じています。一緒に頑張り合う仲間の存在を再確認し、笑顔で下校していく3年生の姿が眩しかったです。
明日は、時間に余裕をもって入試会場向かいましょう。時間の余裕が心の余裕に繋がります。自分の力を思い切り発揮してください。