自分たちのバレーで勝つ　
－男子バレー部　覚醒の時を迎えて県ベスト８に－
7月26日（月）、熊谷ドームの体育館に会場を移して、男子バレー部が県大会２試合目に挑みました。相手はさいたま市の宮原中です。今年度はコロナ禍のため、学校総合体育大会の予選直前まで市外の学校と練習試合をすることができませんでした。特に県南の学校との練習試合は全くと言ってよいほどできませんでした。さいたま市の学校のことも事前の情報はなく、試合をしながら相手の特徴を把握し、試合を組み立てていかなければなりません。もちろん、それは相手も同じことです。自分たちが練習を積み上げ身に付けてきたことをどれだけ信じて試合に臨めるか･･･すなわち❝自信❞をもって試合を進められるかが、今年度は特に大切になってきます。
さいたま市の宮原中学校との試合は、男子バレー部が❝自信❞をもてるような練習を積み上げてきたかが問われる試合だと思いました。
　　
サーブカットのレシーブも、セッターからの指示も、一昨日の初戦に比べて声が出るようになり、落ち着いて自信をもってやっているように感じました。
　　
　　
サーブも心配そうに打つ選手はいなくなり、自分のサーブに自信をもち攻める気持ちが表情や体全体から感じられました。セッターのトスアップも、相手や見方を視野に入れ、相手に的を絞らせないような工夫していました。
　　
アタックも、ネットから離れて打つときは、力まず相手をよく見て打ち分けていました。ブロックされても拾えるように、カバーにもしっかり入っています。
　　
　　
ネットに近いトスの時も、肩の力を抜き、切れの良い腕の振りで打ち切っていたので、ほとんどブロックで止められることはありませんでした。
　　
コツコツと積み上げてきたものが、適度な緊張と意欲が溢れる真剣勝負という場の中で、❝覚醒する❞･･･そんな場面を今回の学校総合体育大会の中で、いくつも見ることができました。この日の男子バレー部の選手たちも、そうでした。一戦ごとに、みるみる上達していく姿が眩しい　表情も急に大人びてきたように思えます。
これで新人戦の時の県ベスト16を超え、県ベスト８です