PTAの役員さんと先生、校医さんで、深中の健康について考えました 
ー学校保健委員会ー12月14日の午後、図書室を会場にして学校保健委員会を開催しました。PTAの会長さん、副会長さん、幹事さん、PTA保健体育委員のみなさん、そして学校医・学校歯科医・学校薬剤師の先生方に集まっていただき、深中の生徒と先生たちの心身の健康の維持増進について考えました。

はじめに、体育主任から今年度の生徒の体格や新体力テストの結果について報告されました。体格面では、男子は全国平均を上回り、女子はやや下回る結果でした。また、新体力テストでは、前年度の県平均に達した項目の割合が17%と、かなり厳しい結果でした。特に「走力」と「持久力」の向上が大きな課題であると分析しています。この課題を改善するために、年2階の体力テストを実施し、生徒自身が自分の体力の向上への意識を高めるようにしていきます。
続いて養護教諭から、内科検診、眼科・耳鼻科・歯科健診の結果について報告されました。課題としては、むし歯の処置率が大変低くなっていることがあげられました。むし歯の数が多かったことと、コロナ禍のせいか受診控えで治療していないことが影響しています。むし歯以外でも、治療勧告のカードが渡されたら、なるべく早く受診し治療していただくようにしましょう!
学校栄養士からは、コロナ禍の中での給食の取組について、写真等を使って具体的に示しました。

学校医さんと学校薬剤師さんからは、大変興味深いお話を伺うことができました。
例えば、視力を低下させないためには、外で太陽の強い光を浴びることが大切であること。体を動かす遊びや運動で骨や筋肉に運動刺激を与えることは、脳にもよい刺激を与え、記憶力等を伸ばすことが確かめられていること。歯を磨くなど健康によいことをするのが気持ちよいという感覚や、食べたら歯を磨くという習慣を身に付けておくことが、健康の維持増進にとても大切であること。ウイルス等から身を守るための消毒や殺菌に有効な身近にあるもの・・・など、思わず「へぇ~」とか「えっ!」と口にしてしまいそうでした。

参加されたPTAの保健体育委員の方々からも感想やご意見をいただきました。
本日の学校保健委員会で示された課題は、校医さんたちのご指導を仰ぎながら、ご家庭と学校とが力を合わせて改善し、深谷中学校をより健康な学校にしていきましょう!