主体性と当たり前を取り戻す支援　
　　　　－深谷公民館での自主学習　最終日－
６月４日から始まった３年生の深谷公民館での自主学習も、今日６月12日に最終日を迎えました。これまで使わせていただいていた１階の大会議室は地域の方々が前々から予約を入れていたので、最終日は２階の中会議室を使わせていただきました。
　　　
おしゃべりの声が全く聞こえない空間の中で、ペンをノートに走らせる音、本のページをめくる音･･･そんな微かな音が少し大きく聞こえることから、この学習会に集まった生徒たちが学習に真摯に向き合っていることがわかりました。
　　　
休憩時間にも、友達にわからないところを尋ねている姿が見られました。
『やらされる仕事を自らやる仕事に変えるとき、苦しみは喜びに変わる』という言葉を教えていただいたことがあります。この言葉の「仕事」を「学習」に置き換えると、ここに集まっている生徒たちがそれぞれの中に芽生え始めている「学習する喜び」を味わい始めていることを実感します。
　　　
こうした成長を支援してくださったのは、学習支援員の先生とスクールライフサポーターの先生、そして深谷公民館の方々です。本当にありがとうございました。
深谷公民館での自主学習会は今日で終わりますが、ここで感じられるようになった「学習する喜び」と頑張れた自分への信頼や自信、そしてなりたい自分に自分を変えていくのは主体的な自分であるという当たり前のことに気づき、15日から再開される通常登校の前に取り戻せたことは、ようやく本格的に始まる青の最上級生の開花にきっと活きてくるはずです。