切磋琢磨の夏
-男子バスケットボール部-体育館では、男子バスケットボール部が市内のライバル校を迎えて練習試合をしていました。
男子バスケ部は、昨年度の新人戦で市内優勝し県大会でも上位進出しました。その後、公式戦は行われていません。3年生の先輩を中心としたチームの成績ですが、今度の新人戦は深谷市のチャンピオン・チームとして迎えます。今の2年生にも昨年度の新人戦に出場した選手が少なくありません。市内の学校からは、深中男子バスケ部は目標とされているはずです。また、おそらく深中男子バスケ部にも、その自負・プライドがあるはずです。
その自負・プライドが当然のチームとなっているのか、単なる過信に過ぎないのかを試す、現チーム最初の練習試合の相手は、これまで長く深谷市のチャンピオンチームであったライバル校です。
観戦できたのは、何試合か行った最後のところだけでしたので、現深中男子バスケ部が❝深谷市のチャンピオンチーム❞と呼ぶにふさわしいチームになっているかを、見届けることはできませんでした。
しかし、試合を終えた後に聞いたある選手の話を聞いて、その資格は持っているのではないかと感じました。
その選手は、練習ではできていたことが今日の試合ではなかなかできなかったと悔やんでいました。「練習でできることで満足してしまっていたのかもしれません。試合でできるための練習をしたいです。」期待の持てる言葉を聞くことができました。顧問の先生にその選手のことを聞いてみたら、「確かに得点は多くなく、ミスもありました。しかし、彼がそれで腐らず頑張り続けてくれたことで、チームメイトの負担が軽くなりました。チームへの貢献度の高いプレーをしてくれていました」という言葉を聞くことができました。
次の試合が楽しみです。それ以上に、これからの練習を見るのが楽しみです。