9月4日の文化発表会で演じられた「劇」は、いまでも忘れられません。
行事が続き、なかなか報告できませんでしたが、実行委員たちの思いが一杯詰まっていた劇は、2学期のスタートを飾
る素晴らしいものだったと思います。
「劇」は、こんなナレーションから始まります。
「俺は高田竜。この学校に転校してきてから一ヶ月ちょっとが経った。クラスのみんなは優しくて、
すぐに俺を受け入れてくれた。おかげで俺はもうすっかりクラスの一員になれた。
毎日、充実した生活を送っている。
でも、このクラスには、どこかよそよそしく、自分勝手な部分もあって、一部には、足並みがそろわ
ない人もいる。
もっと団結できたら・・・・クラスが一つになるために、何かできないだろうか・・・・。」

「音楽会に出よう!」「そして、学級をまとめよう」という思いが徐々にクラスメートに伝わり、苦しみながらも仲間をつ
くっていく過程が演じられていきます。友との軋轢、理解されない辛い思い、負けそうになる心、応援してくれる家族や
仲間。そして、音楽会を迎える当日の様子、歌い上げる仲間たち。
体育館にいる800人あまりの観客を引きつけ魅了する、迫真の劇が演じられました。
今年の文化発表会のテーマは「笑顔」。「笑顔」を勝ち取るための思いや葛藤、達成できた時の喜びなどが、劇を通し
て伝わり、「安堵感」「感動」に全校が胸を熱くし、深中の一員であるとの思いを確信した瞬間だったように思います。
そして、「劇」は、こんなナレーションでエンディングを迎えました。
「こうして、俺たちの合唱祭は幕を閉じた。はじめは衝突ばかりだったけれど、最後にはみんなが
笑顔になることができ、バラバラだったクラスは一つになることができた。俺はこの学校に転校して
きて、このクラスのみんなに出会えたことに感謝したい。楽しいことも、つらいこともあったけれど、
それもみんな俺の宝物だ。俺はここでみんなと過ごした時間を一生忘れない。」
文化発表会の大成功が体育祭の大成功につながり、いままさに「音楽会」への取組が始まっています。
改めて、「深中の宝は『生徒たち』だなー」と感じています。