-初めての定期テストに向けて-

初めての定期テストとなる1学期中間テストを4日後に控えた1年生。
今日の6時間目、総合的な学習の時間ではテスト勉強の仕方やテスト問題の形式について学習しました。
3年生の先輩からのアドバイスや、学年の先生が実際に作成した過去の問題を見て、テストに向けての『構え』をつくりました。

担任の先生からの話を聞いた後、テスト2週間前に作成したテスト勉強計画表をもとに、「部活なし」となる今日からいつもより早く帰宅したときの家庭での過ごし方について、改めて考え直しました。

グループの友達と計画表を交換して、いろいろなやり方を共有しました。お互いでアドバイスし合うことで、自分では気づかなかったことを新たに発見したり、友達の参考になるテスト計画表を見ることができたりしたことが、きっと良い刺激になったのではないでしょうか。
かつて深谷中学校を訪れた作家・武者小路実篤さんが、深中生のために色紙に言葉を揮毫してくださいました。その言葉を刻んだ石が学年フロアーに飾られています。
「勉強 勉強 勉強 勉強のみよく奇蹟を生む」
「奇蹟を生む」勉強をするのもしないのも、勉強を続けるのも・・・自分自身です。奇蹟と思えるような成果や結果は、偶然生まれるものではなく、自分自身の勉強によって生まれる必然の結果なのですね。
「勉強」とは、「強(し)いて勉(つと)める」ということです。部活もやりたい、テレビも観たい、ゲームもしたい・・・でも夢や目標のために「我慢して頑張る」、そんな「勉強」をいくつ積み上げられるでしょうか。武者小路実篤さんは、色紙に3つ続けました。ですから、いつもの3倍頑張ってみましょう![3倍は時間とは限りません。内容や集中力でもあるはずです。勉強する時間の密度を上げてみましょう!]
テスト勉強計画表を作って計画的に実行することは、定期テストのためだけではありません。社会に出てからも、優先順位を自分で決め、計画的に物事を進める力はとても大切です。
義務教育のまとめとなる中学校生活は、社会に出る準備を具体的に進める勉強をする期間です。「将来の自分」のために、今は自分を律して、やるべきことをやり切れるように頑張りましょう!
頑張るみなさんを応援しています。