6月15日(金)の献立は・・・
発芽玄米入りごはん 牛乳 子持ちししゃもフライ
小松菜サラダ・ミニトマト 豚骨煮 です。
豚骨煮は 鹿児島県の郷土料理です。
鹿児島県の郷土料理のなかで最も豪快なものといえば、豚骨があげられます。
もとは薩摩武士たちの野戦料理で約300年の歴史があるといわれています。
本来は、豚の三枚肉やブツ切りにしたアバラ骨を使います。
油で炒めた後、焼酎をふりかけて、肉と骨の離れるのを防ぎアルコール分
を蒸発させます。これに湯を注いで強火で沸騰させ、味噌(みそ)を少し入
れてあくを取り除きながら煮ます。
その後コンニャク、ダイコン、ショウガ、黒砂糖を加えてみそ味で長時間
煮込んでつくります。
今日は、給食風にアレンジしてだしました。
「福神漬」は十五代野田清右衛門によって明治10年頃、苦労の末、発明されました。
「福神漬」の原料は7種の野菜、大根、茄子、蕪、うり、しそ、蓮根、刀豆(なたまめ)で、
上野近郊でとれる良質のものを選び、更に厳しい選別をしたものだけを使用したそうで
す。そのおいしさは庶民の間に大変評判になり親しまれました。「福神漬」の名前の由
来は原料が7種の野菜であることから七福神にちなんで名付けられました。 「福神漬」
が全国的に有名になったのは日清・日露の戦いで兵隊さんの携帯食として使われてから
だそうです。
この発明を高く評価した当時の食品業界の有名な人達が「野田清右衛門」を表彰し、記
念に建立された「福神漬」発明表彰の碑が、西日暮里の淨光寺に現存しているそうです。
激しい時代の変化の中にもずっと庶民に親しまれている「日本の味の傑作」と言われる
「福神漬」。当時の味に近いかどうか分かりませんが そんな歴史があることを思いながら
味わって食べてください。
6月18日(金)の献立は・・・・
カレーライス 牛乳 大豆のカリカリ揚げ 手作り福神漬 です。
