タコライスは「たこの入った混ぜご飯」・・・・・ではありません。

タコﾐｰﾄは、挽肉(ひきにく)・ニンニク・玉ねぎ・ピーマンを塩・こしょう・チリパウダーなどで味付(あじつ)けしながら
炒(いた)めてつくります。皿(さら)に盛った(も　　)ご飯(　　　　はん)の上(うえ)にタコミート、千切(せんき)りのチーズ、レタス、トマトなどを順
(じゅん)にのせ、
トマトベースの赤いサルサをかけて食べるのが地元流(じもとりゅう)。もともとはご飯(はん)とタコミートのみ。チキンライスと
タコミートの組
み合(く　あ)わせもあるそうです。皆(みな)さんおなじみのそぼろご飯(はん)やドライカレーに近(ちか)いもの。今日
は大きいカップにごはんを入れ、タコﾐｰﾄをかけて配膳(はいぜん)してください。

タコライスは、沖縄県金武町(きんちょう)の飲食店街にある「パーラー千里(せんり)」「キングタコス」の創業者(そうぎょうしゃ)が、

米兵
()(アメリカ兵・・・・アメリカ軍基地に勤務する職員)のために1984年考案(こうあん)したと言われています。当時の円
高(えんだか)により、それま
で主(おも)な客(きゃく)であった米兵(べいへい)が外食(がいしょく)を控える(ひか　　　　)ようになったため、タコミートを利用(りよう)してタ
コスよりもボリュームがある新(しん)メニューとして考え出されました。もともとは店員(てんいん)の賄(まかな)い食(しょく)だったという
説(せつ)もあります。