10月26日(金) 今日の献立は・・・・・
ごはん 牛乳 さんまの塩焼き 大根おろし
大豆の磯煮 野菜椀 です。
「・・・・・・さんま、さんま さんま苦いか塩っぱいか。
そが上に 熱き涙をしたたらせて さんまを食うは いずこの里の ならひぞや。
あはれ げに そは 問はまほしく をかし。」
実際はもっと長い詩ですが、大正から昭和にかけ活動した詩人「佐藤春夫」が書いた有名
な詩です。谷崎潤一郎から文学的に大きな影響を受け、交流がありました。 興味のある
人は調べてみたくださいね。
さんまと言えば、大根おろし。これにもちゃんと理由があります。
さんまにはビタミン、ミネラル、たんぱく質、EPAなどの栄養素が豊富。身の部分よりも血
合いや内臓に多く含まれています。しかし、苦味があるので内臓が苦手な人も多いと思い
ます。そこで効果を発揮するのが大根おろし。大根おろしには発ガン物質を抑える作用があ
り、苦味を抑えてもくれます。さらに、大根おろしにはタンパク質を分解する酵素も入ってい
るので、消化を促進すると同時にビタミンや鉄分の吸収もよくしてくれます。大根おろしを一
緒に食べるのは、きちんと理由があるのです。
ちょうど1か月前に同じような献立がありました。
調理員さんもびっくりするくらい残りが少なかったので、今日も・・・・と思ったようです。
・・・・・今日は、「あ~あ・・・」前回の倍くらい残ってしまいました。(涙)
「きっと、家でもたくさん食べてるからだね。」と、考察していました。調理員さんなりにいろ
いろ分析してくれます。ありがたいです。