お子さんのスマートフォン だいじょうぶ?
赤飯は、小豆または、ささげを煮汁とともにもち米に混ぜ、蒸した赤いご飯のことで、「強 飯」「おこわ」とも言います。昔は、赤い色には邪気を払い厄をよける力があるとされ凶事 に魔を退けるために赤いご飯を食べる風習があったそうです。
しかし今では赤飯は、お祝いの料理として入学式や卒業式、誕生日、七五三、成人式、 結婚式、出産祝い、還暦祝い、快気祝い、新築祝いなど、健やかな成長を願う時や人 生の節目、将来の幸せを願う行事に欠かせない料理になっています。
汁物は「果報団子汁」です。これは岩手県一関地方の郷土料理です。仏教を広めるた めに、弘法大師(空海)がこの地方にやってきて一夜の宿を求め、ある家で出された団子 に「わら」が入っていました。家主が「申し訳ない・・・」と言ったのに対し「これは果報、め でたい」と弘法大師が言ったのが由来という説があります。
一関地方では、団子に萩の枝を入れて作るそうです。だんごだけで食べるものと、今日 のようにだんごを汁に入れて食べるところとあるようです。この団子にあたると、幸運や 幸せがやってくるということです。
そこで、金曜日に卒業式を迎える3年生の皆さん、そして、在校生の皆さんにも幸多かれ と、1・2年生は各クラス1個、3年生は各クラス2個、果報団子を入れました。当った人は、 ささやかなプレゼントを差し上げます! 幸運を手に入れるのは 誰?(昼の放送より)